\動画で解説/
話し始めトレ(クッション言葉)
話べたの人の多くは、「主語」を省いたり、いきなりの本題を話し始めることが多いです。
それでは、相手が聞く体制になっていないので、「え!何?」と聞き返されます。
今日学生が電車にたくさん乗ってたんですが、修学旅行とかですかね?
えっ!最初聞こえなかったんだけどもう一回言って
話しかける前には名前を先に言う癖をつけましょう。
そうすると、下記のようにスムーズに話を続けられます。
先生、、、
ん!どうした?
今日学生が電車にたくさん乗ってたんですが、修学旅行とかですかね?
うちの子が丁度修学旅行だからたぶんそうだろうね
話始めの時の、間の使い方
「間」を話始めの時に空けてしまうと、なかなか言うタイミングがなくなっちゃう事ないですか?
話始めは間髪入れずに話しかけると、先ほどの名前(クッション言葉)を入れなくても自然な会話になる
おはようございます(間を開ける)
おはよう
今日学生が電車にたくさん乗ってたんですが、修学旅行とかですかね?
うちの子が丁度修学旅行だからたぶんそうだろうね
カクテルパーティー効果
カクテルパーティー効果とは、自分にとって重要な情報は雑音・雑談の中でも自然と聞き取ることができるという現象のこと。
仕事の帰り道など、電車の中で疲れて寝てしまった時でも、自分の駅に着くと自然と目が覚めるのも不思議に思いませんか? 自分が毎日使っている駅の名前を自分の名前のように認識しているからだと考えられます。
「カクテルパーティー効果」は人間関係の構築にも活用できると言われています。例えば相手との距離を縮めたい時など、会話の中でできるだけその人の名前を呼ぶだけでも、無意識のうちに相手の注意が向いて印象づけられる。
これはアメリカの心理学者の実験でも実証されていて、男女に15分間会話をさせて、会話の中で相手の名前を呼んだ場合と呼ばなかった場合、名前を呼んだ時の方が「フレンドリー」「社交的」「もう一度会ってみたい」など、相手に対して好印象を持つ結果になった。
「名前を言われるとなぜ聞こえてしまうのか」 が科学的に正しい訳
言葉が「思考と行動」に影響を与える「プライミング効果」という心理作用があります。
プライミング効果とは、事前に情報を見聞きする事で、別の内容が覚えやすくなったり思い出しやすくなったりする効果です。引っかけクイズで有名な「10回クイズ」が分かりやすい例として挙げられていますたとえば、連想ゲームをする前に、あらかじめ果物の話をしておくと、赤という言葉から、「いちご」や「りんご」などが連想されやすくなるのです。
また、あらかじめ車の話をしておけば同じ赤という言葉でも「信号」や「スポーツカー」などが連想されやすくなります。このように、事前に与えた情報により別の事柄にも影響を与える効果をプライミング効果と呼びます。